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ネタ的には古いのかもしれませんが、樹脂製の現物に合わせた部品を作るのに安くて便利な3Dプリンターを導入しました。
3Dプリンターとは
3DCADや3DCGなどで作成された3次元モデルを薄い樹脂層を積み重ねたり、紫外線等で硬化する樹脂などを利用して3次元のものを作る機器です。紙に印刷するプリンターは平面上にインクをつけて図形を作りますが、3Dプリンターは平面への印刷を積み上げて作ることからプリンターと呼ばれるようになったようです。かつては1台数百万円もする高価なものでしたが、技術の基本特許の保護期間が終了したこと等もあり、最近は数万円程度の低価格モデルも販売され家庭での趣味用途でも使えるようになっています。
3dプリンターには金属粉末等を吹付直接焼き付ける、粉末焼結式積層法や熱溶解積層法(FDM)や光造形法等様々な種類がありますが、安価で普及しているのは熱溶解積層法や光形式の3Dプリンターです。
熱溶解積層法(FDM) | 光造形方式 |
Creality 3D Ender-3 Pro 3Dプリンター |
ANYCUBIC Photon Mono 4K 3Dプリンター 光造形 6.23″ モノクロム スクリーン付き アップグレード LCD レジン 3D プリンタ 高速 超高精度 印刷サイズ 165 x 132 x 80mm |
光造形の3Dプリンターは成形に使う溶剤は喚起に気を付けたり、下水に流せないような取扱の難しい溶剤なので、扱いやすい熱溶解積層法の3DプリンターCreality社のEnder-3 Proを購入しました。
組み立て
組み立てはA4の図説資料とその補足資料(日本語)が同封されており、それを読めば大体のところができますが、もともと組み立ててあった部分のネジが緩いなど注意点がありました。
以下のHOME3DP.NETさんのサイトでは、そこの注意点を含めて解説されているので組み立てる前にご確認してもらえるといいと思います。
Ender3のスペック・使い方・組立・キレイに印刷するための調整
加えて、Ender-3の組み立てをされているほかHOME3DP.ネットさんの記事では、レベリングをする際はダイアルボタンを回して「Prepare→AutoHome、Prepare→Disable steppers」とされていますが、当方の機体(2022/11購入)では「Motion→AutoHome、Motion→Disable steppers」という操作でした。
作成手順と3Dプリント作品
詳しい手順はまた後日記載する形にさせてほしいのですが、ここでは簡単に記載します。
①3DCADソフト等で3Dモデルを作成(.stl, .objファイル)
②スライサーソフトでスライス(どういう風に印刷するかのデータ化)(.g-codeファイル)
③3Dプリンターで出力
④3Dプリンターで印刷されたもののバリ取りやヤスリがけなど仕上げ
※②で作成される3dプリンターで印刷するデータは後述のサイトで無料のものが公開されています、それをダウンロードすることで、自分で設計・3DCADで作成せずに印刷することができます。下記のサイトはクリエイティブコモンズというポリシーで運営されており、無料公開されているデータをダウンロードすることができますが、第3者へ販売もしくは印刷してできたものを販売する等営利的な利用は不可とされているのでご利用の際はご注意ください。
上記のサイトでSDカードケースのg-codeファイルをダウンロードし、印刷しました。設定は特段いじっておらずそのまま印刷しましたが、割と細かいところまでできるなという印象です。
Estep氏: SD Card Holder – Storage – Organizer
まとめ
3Dプリンターとはどういうものかという話から、組み立てと無料でダウンロードできる3dモデル(g-code)から実際に作ったものについて紹介しました。今後は役に立つオリジナルのもの設計し、作成して公開していきたいと思います。
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